2019年上半期見た映画

2019年上半期見た映画はfilmarks(ドラマや映画の視聴記録を付けられるサービス)によると58本でした。多分大学に入ってからの4年間で見た映画の数より多い。今まではそこまで映画好きというわけではなかったのですがなんとなく1年で映画100本以上見てみたいという気持ちが湧きましてたくさん見てみました。そんな上半期見た58本の映画の中から印象に残っている映画を語っていきたいなと思いまして、久しぶりにブログを書きます。主にnetflixで見てます。

 

MCUシリーズ

アメコミを元にアイアンマンから始まり10年以上続いてきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界、その大きな区切りとして今年公開されたアベンジャーズ/エンドゲーム。自分は世界で一番売れてるオタクコンテンツなんやから見なオタク失格だろ!という精神でエンドゲームまでに至る21作のうち17作(キャプテンマーベルは公開時期の関係で見られず、アイアンマン,ブラックパンサー,スパイダーマン:ホームカミングは既に見ていた)を見始めました。ぶっちゃけ苦痛です。4日で17作見たんですけど面白いのはそんなにないです。おすすめするならば順に、キャプテンアメリカ三部作,アントマン,ドクターストレンジ,アイアンマン三部作です。キャプテンアメリカ,アイアンマンを見るのには他の作品の知識も必要になるので少し注意が必要です。特にキャプテンアメリカの2作目3作目にあたるウィンターソルジャー,シビルウォーは公開順に見ていた自分にとっていい刺激を与えられる作品でした。

 

アベンジャーズ/エンドゲーム

最近アバターを抜き本当に世界で一番売れた映画になりましたね。この映画は本当に面白かった。苦痛に感じながらも20作品見て映画館にこれを見に行って本当に見たいものが全てそこにありました。1回目を見てめちゃくちゃ泣いて、気分も落ち着いたその一月後に2回目を見に行ってまた泣いてしまいました。公開からしばらく経ちネタバレを見てしまった人もいるかもしれませんが、自分のフォロワーにはMCU追っている人は少ないので内容については語りませんがMCU21作全て見てから見てほしいです。絶対に後悔しない映画となっているので。前述したようにエンドゲーム以外に面白い作品は少なく苦痛と感じるかもしれませんが頑張ってください。

 

・ノーラン作品

インセプション,インターステラー,バットマン三部作を見ました。

インセプションは最後コマが倒れたのか倒れなかったのか分からないのが意地悪すぎ。物語に関してその意地悪さは必要ないので本当に無駄だと思った。

インターステラーは送られてきた娘からのメッセージを見るシーン、娘にメッセージを送るシーン、帰ってきて娘を合うシーンでボロクソ泣いた。多分自分は家族愛とかいうのにとても弱いとなんとなく理解してきた。

バットマン三部作はダークナイトが一番面白かった。最後に出てきた検事の闇の部分がダークナイトなんだ!と勝手に理解したんだけど全く違った。後で見たウォッチメンといろいろ比較できてそういう面でも楽しかった。

 

・メッセージ

突然飛来した宇宙人との対話を試みることとなった言語学者、宇宙人が操る言語を理解していくうちにその言語学者には不思議な体験が起こるようになり、という映画。これもまた家族愛というのが根底にあり、内容はネタバレになるので伏せますけど見てください。アマプラでも配信してると思います。

 

・プロメア

ぶっちゃけグレンラガンキルラキルを見ているオタクからすると物語的には新しいものはないと思った。それならガロウの髪型がカミナに似ていることを利用してカミナが超えられなかった死亡フラグを踏襲して、その上で死亡フラグを超えていくみたいな演出が見たかったです。リオが覚醒するシーンの作画が良かった。

 

・響けユーフォニアム/誓いのフィナーレ

尺足らなさ過ぎて映画の出来がお粗末。

 

花とアリス殺人事件

よい。普通によい。アニメ映画なんだけどロトスコとか使うことで邦画の演技感もあったり面白かった。あまりこの言葉は使いたくないけど百合、かもしれません。

 

・ベイビードライバー

前半の楽しさがとんでもない。後半は勢いに任せすぎ感があった。

 

・ピンポン

漫画原作実写化映画としてだけではなく、映画としてもとても完成度が高かった。音楽に自分の好きなsupercarが参加していて良かった。アニメも見てみたい。

 

ジョン・ウィック1.2 イコライザー

3作とも人が主人公に殺されまくる映画。ジョン・ウィックは主人公のキアヌが、イコライザーは主人公が身の回りにあるものすべてを使って殺しをするのが良かった。イコライザーは最終決戦の地がホームセンターなのが面白い。

 

スパイダーマン:スパイダーバース

アカデミー賞長編アニメーション部門受賞の最高アニメーション。あの未来のミライもそこにノミネートされてたと知って恥ずかしくなるくらい本当に良いアニメーションだった。時代を変える作品ってこういう事なのかもしれないって思いました。それくらいにすごかったです。

話は変わりますが最近ちゃんと面白いアニメ映画見てるとこんなにも上手い絵が動いて、それでいて話もちゃんと面白いことが奇跡のように感じます。また、それと同時に自分にその高みに至るまでの情熱を何ら持ち合わせていないのが悔しく、その2つの感情が入り混じりながらよく分からん涙を流しがちです。

 

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

今年一番と言っていいくらい楽しめた映画です。この映画はエンドゲームの次の作品で、MCUのフェーズ3の締めくくりの作品です。エンドゲームを除いたMCU作品で一番面白いのはウィンターソルジャーだと思ってて、それはある程度現代社会への批評性も持ち得たからと考えているんですけど、このFFHもまたそれを備えていてフェーズ3の締めくくりにふさわしい作品だったと思います。ミステリオの発言の「人は信じたいものを信じる」というのはとても良かったです。あと、スパイダーマンに馴染みのあるあの人がカメオ出演してて面白かった。この作品のラストでスパイダーマンの正体がバラされるんですけど、それってアイアンマン1との対比で何考えられないかなと考えているんですけどそんなに浮かんでこないんで多分ナンセンスなんだと思いました。

 

とりあえずこんなもんです。飽きたので終わり。7月は新海作品見まくって天気の子がめちゃくちゃ良かった。8月はまだそんなに映画見てないです。

あと、友達がいないので映画について語り合えないのがつらくなってきました。上半期友達と見た映画はプロメア、スパイダーバース、あと前日ソラニン見て死ぬほど泣いて目がパンパンに腫れ二日酔いの状態で見たマイリトルポニーくらいなもんです。会話することによって自分でも気付いていなかった感想に気付くってあるので、語り合える人間がいたらいいな~~と思いした。

 

おわり