日記29:帰省なう

3/24、今日は帰省の日。僕は鳥取へ向かう高速バスの中にいた。僕は親に成績証明書を渡すために、そしてこの学生生活の現状を報告しに、つまり怒られるために今バスに揺られている。もともと車酔いしやすい体質に併せて現在進行形で地獄へと確実に向かっているバスが自分の気分をとても悪くさせる。
そんなときTwitterで同じ学科の人たちが分属結果がどうたらと言っているのを見て焦る。

早速大学の公式サイトを覗きに行くとコース未配属、学年はしっかり3回生なのに配属されていないではないか。さらに焦る。

何がダメだったんだ。2回生でひとつも単位を取っていないことか、それとも分属希望調査書を出していないからか。焦る。

親に「単位取れなかったけど分属はされたよ!大丈夫!」なんてクソみたいな笑顔作って去年のこの時期に渡した成績証明書と日付以外は同じやつを渡すつもりでいたのに。
そんな時学科の人からリプが飛んでくる。どうやら大学構内での掲示による発表らしい。友人が学科に一切いないのでその類の情報が全く入ってこない。まず学科の人って言い方がアレだしオタクだ。そしてTwitterで見つけた画像を見てみれば自分は一応分属されていたみたいだった。

ちょろいな!人生!!!なんとかなるわ!!!!!
今年取得単位数0という過酷な現状は変わらないままなのに少し気分は明るくなった。どうせなら配属されなくて実質2回生のままのほうが取る講義分かりやすくて楽だなんて思い始めた矢先のことだった。

鳥取駅に着いて高校生の頃によく行ったラーメン屋で食事を済ませたら親から「今仕事終わったからそのまま迎え行くよ」とメール。僕の実家は鳥取駅から1時間くらいかかるところにあるので乗せてもらうのが普通なのだがまだ親と顔を合わせたくなかったのでこれを拒否。汽車で帰ります……とだけ返信した。

なんとか帰るのを遅くしたいので本屋を巡り巡ってそれから駅のドトールへと逃げ込んだ。それから1時間半ほどしたら午前3時から起きていた僕の眠気がピークに達したので仕方なく帰ることに。そして午後8時、今僕は汽車に揺られている。バスに乗っていた時と同じように気分はすこぶる悪い。